お酒の話し
いい音を聴きながら旨い酒をいただく・・・。
理想的なんだが、なかなかそうはいきません。
買える飲める範囲がその人その人にはある。オーディオでもそうで「自分との相性」です。いくら他人が「これがいい」などと語られてもいいとは限らない場合もある。
確かに「いいとする傾向」は理解できる。オーディオは聴いてみないと分からない。
酒は飲んでみないと分からない。短いか長いか分からない人生には限界がある。
全てを試して死ぬ事はできない・・・運がいいか悪いかか?
だから「あがくのさ」・・・。
私は友人に連れられ「日本酒バー」に通った。あまりに日本酒に詳しくない頃です。
旨ければいい酔えればいい・・・そんな不埒な輩ですか(今でもか)
それからいろんな酒を飲みました。
寒い夜、大阪での事・・・
とある寂れたお好み焼き屋さんに入った。お好み焼き美味しかったですよ・・・
そして、酒を燗でもらいました。それがすごいく旨かったんです。
「なんじゃこりゃ」
「おばちゃん酒の銘柄なん?」
おばちゃんはめんどくさげに汚い一升瓶をカウンター置いた。
ですよ、言わずと知れた銘酒「普通の剣菱」でした。
ヤバイ!こりゃ「瓶熟成」している・・・「旨い」。
こな事もあるんだ・・・至福の一時でした。
みなさん「出会い」を大切にしましょう。
どこに「奇跡」がころがっているか分かりません。